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ピラティスとは

ピラティスとは、Joseph Pilates(ジョセフ・ピラティス)という実在の人物(1883-1967)が開発した身体メソッドです。

ピラティスの効果

シェイプアップ

姿勢改善

ピラティスは、呼吸や各エクササイズを習得することにより、インナーユニットと呼ばれる体幹の深層部の筋肉が上手く使えるようになってきます。その結果、体幹の深層部の筋肉は、コルセットの役割を果たしてくれるため、お腹周りのシェイプアップが可能になります。

現代人は産業革命以降、「同じ姿勢で長時間過ごす」ということが増えたため、「正しい姿勢」を維持する時間が圧倒的に減った結果、「良い姿勢を保つ」ということが非常に難しくなっております。PCやスマートフォンの普及により、その傾向はますます強くなっております。猫背・反り腰など、多くの方々の悩みとなっております。ピラティスにおいて体幹部の筋肉が使えることにより、特に腰部や骨盤周りの筋肉が正しく使え、筋肉自体の長さも「あるべき位置」に近づき、結果姿勢が改善します。

肩こり・腰痛改善

ピラティスは、正しい肩甲帯の位置で腕を動かすエクササイズ、ただしい骨盤の角度で下肢を動かすエクササイズを行っていただきます。その結果、骨盤部や頸部(首周り)が安定し、肩甲骨や股関節の可動域が正常化されていきます。肩こりや腰痛の改善、四十肩・五十肩やぎっくり腰の予防にも非常に大きな効果を発揮します。当然、アスリートのスポーツ障害予防のためにも、多大な効果を発揮します。

産後の回復・引き締め

出産直後は、骨盤底筋群を中心としたインナーユニットが非常に弱化します。産後に「軽い尿漏れをひきおこしてしまった」「下腹部がぽっこりしてしまった」という現象は、このインナーユニットの弱化が原因であるケースが非常に多くなっております。産後のトレーニングにおいては、アウターマッスル中心のトレーニングよりも、ピラティスをすることにより、インナーユニットを強化することにより、回復・引き締めを狙うことが可能になります。

冷え・むくみ改善

冷え・むくみの原因のひとつとして、「間違った運動パターンにより、特定の筋肉ばかり疲労した結果、疲労物質が溜まる」ことが原因になっている場合があります。ピラティスにより「正しいムーブメント(動き)」を覚えていただくことにより、正しい運動パターンが習得され、正しい筋肉が使えるようになり、冷えやむくみが改善する可能性があります。また、物理的に筋肉がストレッチと収縮を繰り返すことにより、筋肉によるポンピング効果でリンパ液の流れがスムーズになることで、冷えやむくみが改善されることもあります。

パフォーマンスアップ

姿勢不良が原因で、アスリートが不調に陥ることは良くあります。その場合、技術指導だけで改善しようと思ってもうまくいかないことがほとんどです。姿勢が悪ければ、肩甲帯や股関節の可動域は下がります。その結果、腰椎や膝などの部位に不自然な力が加わりやすく、障害や傷害を引き起こす可能性も高まりますし、もちろん効率的な動作ができません。「体幹を安定させた上で、四肢を動かす」。ピラティス氏が提唱した「コントロロジー=コントロールする学問」は、まさにアスリートが常に実践すべき事柄です。もちろん、ゴルフやランニングのパフォーマンスアップにピラティスの習得は多大な効果を発揮します。

アスリートピラティスとは

ピラティスは世界中のアスリートがトレーニングの一部として取り入れていますが、当スタジオ所属インストラクターが数多く資格取得しているPHIピラティスにおいても、NFL(National Football League)やNHL(National Hockey League)、そして日本ではプロ野球選手、サッカー日本代表クラスの選手達などの間で行われています。

 

 

ピラティスの柱である「姿勢改善」、「四肢のダイナミックムーブメントに対応できる体幹(コア)作り」、そして「身体調整能力向上(コントロロジー)」が、様々な分野のアスリートの競技力を向上させます。

アスリートの持っている潜在能力が身体調節力を養うことによって引き上げられるため、短期でパフォーマンスの向上がみられます。

通常、オフシーズンに行うトレーニングとして、試合期などでは補強やウォーミングアップとしても活用されています。

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